事例|株式会社ユナイテッドアローズ様Case

~販売員としてはもちろん、ビジネスマンとしてプロフェッショナルな人材を育てたい~

「UNITED ARROWS green label relaxing」 研修実施事例

 

研修実施の背景

JR東日本ウォータービジネス「acure<アキュア>」 リブランディングの取り組み事業の急成長や市場環境の変化に伴い、現場(店舗)人材強化の必要性が高まる。また、「販売スキル」など業務に直結した社内研修が多い中、より広い視野や高い視座を持ったビジネスマンに成長していくための意識・考え方を伝える研修という位置づけで導入を決定。

研修対象者

「UNITED ARROWS green label relaxing」全店舗店長70名

研修概要

  • 自身のモチベーションの源泉を明確にする
  • モチベーションをコントロールする思考技術を学ぶ
    └ モチベーションを「高める」ということ
    └ モチベーションを「下げない」ということ

 

※プログラムの詳細はお問い合わせください


モチベーションをコントロールするための具体的な方法論を学び、
よりプロフェッショナルな個人や組織を創っていきたい

株式会社ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング本部 林三博氏株式会社ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング本部 稲川寛知氏
グリーンレーベルリラクシング本部 林三博氏(左)と稲川寛知氏(右)

-今回、本研修を導入頂いた背景をお聞かせください。

この10年で店舗数・売上共に約3倍に拡大するなど、事業としては順調に成長していましたが、それに対して人材の育成や採用など組織面の成長がそのスピードに追い付いていない側面がありました。また、人口減少・少子高齢化という現在の市場環境においては、今後国内において大きな店舗数拡大は見込めず、既存の各店舗で売上を伸ばしていかなければいけない状況なのですが、そのようなことを踏まえた時に、改めて現場(店舗)における人材強化の必要性を感じていました。

私たちのブランドは元々教育には力を入れており、プロ意識の高い販売員が多く、組織の風土としても、ネガティブなことを他人や環境のせいにしない「自責」の文化が根付いていました。一方で、プロとして結果を出すことはある種「当たり前」のようなところもあり、人によってはなかなか“人から褒められる”ようなことが少なく、モチベーションが不安定になってしまうこともあったのかもしれません。特に若手のメンバーなどは、アパレルの華やかな世界に足を踏み入れることが出来るという期待とは裏腹に、業務がマンネリ化しているように感じてしまったり、日々の業務に忙殺されキャリアパスが見えなくなってしまったりするなどして離職につながるケースも少なくはありませんでした。先程申し上げたように、店舗数拡大に伴いまだ経験が浅いリーダーが増え、1人1人のメンバーに目が行き届かなくなってしまったことも一因かもしれません。

「自分のモチベーションは自分でコントロールする」ことも含めた「自責」の姿勢はプロフェッショナルとしては大事な要素だと思いますし、今後も組織として大事にしたい文化です。ただ、それをどのように実現するのか、自身のモチベーションをどのようにコントロールするのかという具体的な方法論に関しては今まであまり伝えられる機会もなかったので、それを伝えることによって、よりプロフェッショナルな個人や組織を創っていきたいと考えました。

また、これまで社内研修というと、「販売スキル向上」のような具体的な業務に直結する内容が多かったのですが、今後の会社の成長を考えた際にどういう人材が必要かと考えると、「一人の販売員としては勿論、一人の社会人・ビジネスマンとしてのプロフェッショナルである人材」だと考えています。

自分が「グリーンレーベルリラクシング」というブランドで働く意義を明確に感じ、同時に理想の自分を実現するために、広い視野と高い視座で物事を考え判断できる。更には、既存の型や枠組みを破って新しい役割を担っていける。そのような人材を育成していくことが必要だと感じ、今回の研修を実施することにしました。

研修実施の様子_1
研修実施時の様子


「なぜこの会社で働いているのか?なぜこの仕事をしているのか?」への答えが明確になると、
高い成果につながっていく

-プログラムの内容についてはいかがでしたか。

今回受けたプログラムはプロアスリートの言葉や事例を通じた具体的な内容だったので非常に分かりやすかったです。ビジネスとスポーツは異なるのではないかとも考えられますが、実際に大きな成果を出しているアスリートが使っている思考の技術であるというところに説得力もありましたし、陥った困難やモチベーションが下がるリアルな様子が具体的に想像しやすいことも、研修全体のわかりやすさに繋がっていると思います。

プログラムの中でも特に印象に残っているのは、思考切り替えの技術「Time,View,Chance」の部分です。これまで自身のモチベーションをコントロールする上で、無意識に出来ている部分もあったなと思いますが、あくまで無意識であるためいつも出来ているわけではなく、その時の状況や気分に左右されていました。今回、モチベーションコントロールという課題に対して、思考切り替えの技術を具体的かつ体系的に学べたことで、今後は意識的に活用することができると思います。

また、二人一組になり、相手と自分に実際にあった過去のモチベーションダウンシーンに対してどのような思考の切り替えが出来るかアドバイスを行う、というペアワークがありました。お互い、過去の経験に対して他人からアドバイスをもらう事で、今まで持っていなかった視点を得ることが出来たのではないかと思います。また反対に他の人のモチベーションが下がるシチュエーションや原因が自分とは異なるという発見もあり、今後メンバーが悩んでいる状況などにも、より敏感に察知して対処ができるのではないかと思っています。

一般的な研修と異なり、実際に手を動かしたり、アドバイスし合ったりするなど楽しく取り組めたことはもちろん、自分の実体験をベースにしているからこそ納得する部分も多く、非常に満足しています。

研修実施の様子_2
自分が仕事で実現したい理想の姿を絵に描いて説明するワーク。
説明に対して質問を受け、それに応えていくプロセスで気づきが産まれ、考えが深まっていく。

 

-研修後の成果や今後の課題について教えてください。

研修後には、「メンバーとの面談で使ってみてわかりやすく伝えられた」などの声も上がってきています。今回この研修を実施し、各自がモチベーションのコントロール方法を理解~整理できたと思いますが、一番の成果は、今回学んだことが社内で共通言語化することで、よりプロフェショナルな組織になる一歩目を踏み出せたことだと感じています。もちろん、一度この研修を実施しただけで、組織の文化や風土が完全に出来上がるとは思っていません。今回学んだことを継続的に実践し、定着させていくことが今後の課題になると思います。

また、「なぜ自分はこの会社で働いているのか?」「なぜ自分はこの仕事をしているのか?」という問いに対する答えが明確になり、それを日々の業務に結びつけられることが、高い成果に繋がっていくものだと考えています。自分自身の目指す姿の実現に向けて、今回学んだことを活かしつつ、この会社、このブランドで働くことの意義を見つけていって欲しいと思っています。

研修実施の様子_3
二人一組になって、お互いの過去のモチベーションダウン体験に対してアドバイスを行う。
対自分だけでなく部下や後輩へのコミュニケーションのトレーニングも兼ねる。


~研修参加者の声~(一部抜粋)

 

■自身の内発的なモチベーションアップ

  • 自分の根源にある欲求や入社理由を含めて、改めて確認できたことで意志が強くなった
  • わかりやすく、実践できることが多いだけでなく、入社した当時の自分の夢や将来のビジョンを思い出し、ワクワクしてきた

 

■自身のモチベーションコントロール

  • 仕事に対する不安や壁へぶつかった時に、今回の思考コントロールがあれば乗り越えられる・成長できると感じた
  • 仕事をしていく上で、苦労することや困難な場面はたくさんあるが、それを自分自身がどう捉え、考え行動していくかによって得られる結果が大きく異なることがわかった

 

■他者(部下や後輩)のモチベーションコントロール

  • アドバイスする機会が多い立場として、すぐ実践できそう、メンバーにも様々な角度で物事を捉えてもらうきっかけを作れそう
  • 他者のモチベーションダウン体験に対し、思考技術を使ってアドバイスをするというのがリアルで良かった。メンバーのモチベーション管理をどうすればよいのか具体的にわかって実行できそう

企業概要

■株式会社ユナイテッドアローズ■

 

■インタビューご協力者■

グリーンレーベルリラクシング本部
林三博氏
稲川寛知氏

 

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